子供が生まれた瞬間から、育児書とにらめっこするママがいました。「うちの子は標準で生まれたかしら?」そして、生後1ヶ月、2ヶ月すぎると「育児書読むと、夜になったらまとめて寝るようになるって書いていたんだけど、あなたの子はどう?」と周りのママに聞きます。そして、同じような状況であれば安心します。少しでも違うと、心配します。
いくつになったらオムツがとれて、いくつになったら歩き出して・・なんて知識は全くなく、仕事がとにかく忙しかったので、子供は勝手に大きくなるんだと思っていました。
しかし、周りのママたちがあまりにも詳しいので、長女が2歳になってはじめて「3歳までの子育て」という育児書を購入してみました。
初めて育児書を読んで、感じたこと。
「長女が0歳、1歳のときにこの本を読んでいなくてよかった。」と思いました。
長女 香奈はあまりにも標準からかけはなれていたからです。
“標準”を知らない私は、長女の夜泣きがひどかろうが、1歳3ヶ月になってもまだ歩いていなくても、(ちょっと遅いらしいです)、体重が増えなかろうが、言葉が遅かろうが、わが子のペースよ!とのんきに子育てできたのかな、と思いました。