フルタイム ママの葛藤

(80) がんばりすぎる母

 泣きながら、こんなことを話しました。「私も子供を見ると、がみがみ怒鳴ってばかりいたのですが、ある日怒ってばかりでごめんねと謝って、香奈が弟のこと見てくれたり、ママのお手伝いしてくれたら助かるな、と話したこと、完璧なママを演じようとしてパンクしちゃったこと。

仕事ではいい先生、いいOL いい上司 家庭では育児をこなすしっかりしたママ、旦那様につくす立派な奥様、を演じようしていた。

 だから相手につらくあたる自分がいたこと。」みたいなことを、くちゃくちゃの顔で泣きながら話していました。

Sちゃんママもつられて泣いていました。他のお母さんたちの顔はもう見れませんでした。

 21時、延長保育の保護者会が終わりました。

「保護者会で泣くなんて前代未聞だね、そんなんで泣くなんて幸せなやつ」と自宅では笑われました。

私も同感です。

あんな面倒がっていた保護者会で“あつく”なるなんて。なぜでしょう。

通常の保護者会は同じクラスの保護者会です。

長女香奈のクラスは12人います。

そのうち遅くまで子供を預けているのは、私を含め3人です。

他の子供の保護者の方は5時や6時に迎えにきています。

当然、延長保育をしているママたちと悩みは違います。

「夜?うちの子は20時には寝ますよ。」と同世代の子供のママ。わが子の寝る時間と比べて、気になる人とそうでない親がいるかと思います。

 Sちゃんのママは、延長保育の保護者会があるまで、うまく子育てが、できているのかと評価のものさしを、同じクラスのママたちに求めていたのでしょう。

自分は遅いお迎えで、その後余裕もないのに、同じクラスのママたちは5時、6時にはお迎えに来て、9時までには寝かせてます、と聞いて比べると、自分は母親として失格だと感じてしまうのかと思います。

どこの親も多かれ少なかれ、そうではないでしょうか?巷で人気のある育児書をみては、うちの子供は・・・と確認したり、近所の子供と比べ、うちの子供は遅い・・・とあせって習い事を始めさせたり。

ほんとは人生に遅い、早いはないと思います。子供は皆違います。周りと比べず、わが子のペースで頑張る姿を見守り、成長を応援できるといいなと思っています。

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まゆみ
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ハミング発音スクール代表の佐久間まゆみです。