1週間 鹿児島大学で集中講義
単位のためとはいえ、受ける学生はつらいですよね。
90分×3コマ 5日間ですからね。
でも、寝ている学生もいません、出席率も結構いいです。
寝ている暇ないです すごいアクティブな授業です。
1クラス122人。マイクなしで しゃべりまくる私。
半分は 私のくだらない無駄話?なんですが。
今回の一番の感動は期末テスト
この講義
音をつなげたり、リズムの練習
会話をするときのコツ、非言語ツールの練習をし、
期末では 3人のグループで寸劇
観客は20名ほど。
みんな一生懸命やって すごく上手だったのですが、
1グループ涙が出るぐらい感動して
最後に全員に見てもらいたい 122名の前でってお願い
そのグループは明るい人たちばかりじゃないです。
照れ屋さんもいます。
ちょっと悩んだけど、やってみると 返事してくれた。
すごい緊張の中 3人の学生は頑張りました。
みんな大笑いして 割れんばかりの拍手
そのちょっぴり照れ屋の学生さんの感想
人前で何かすることも、話すことも苦手だったけど、自分の殻を破くことができた
最後先生の話を聞いて なんだか涙が出た
って 私も涙が出た。
その学生たちの英語が素晴らしいわけではありません。
文法だって無茶苦茶でした。
でも、いいんです。
なぜ、発音を教えたか
ネイティブになれってわけじゃない
「自信をつけてもらいたい、おーできるようになったじゃんって自分を褒めてもらいたい。」
私だって こうやってみんなの前で今喋ってるけど みんなと同じ10代の時は、話すのも苦手。
ブスだし、頭も悪いし 何もいいとこないじゃんって 自分が嫌いだった。
家庭崩壊で育ったから自分の家族のことを話すのも恥ずかしかった。
でもあることがきっかけで 隠すことやめた。
自分をさらけ出すようになった。
人と比べるのはやめた。
頑張った自分を褒めるようになった。
自分を好きになろうって。
そしたら毎日の生活が楽しくなった。
今だって 適当かーちゃんだけど 「私ってなんていい母ちゃん」って誰も言ってくれないから 自分で褒めてる。
家のことも仕事も休みなく忙しいけど楽しくて仕方ない!
みんなが最初に気づいた 自分の変化って?なんだと思う?
そう1日目の「あー」は 全然出てなかったけど
日に日に変わってきたでしょう。
今までにない声が出るようになったら嬉しいでしょう。
それが自信になるんだよ。
今回みんなで 会話文を作ったでしょう。
最初は意味不明のやり取りだったやん
人がどう感じるかって想像することも大切って感じて 何度も作り直したよね。
会話の練習した時に ニコリともしないで話したら 怒ってるみたいって思ったでしょう。
だから みんな 俳優さんになりきって笑顔を作って 披露してくれるようになったよね。
言葉に感情を入れて 伝えることはすごく大切だよね。
緊張したよね。
よく頑張ったって自分を褒めてね
私も二日酔いになりながら よう頑張った
って鹿児島大学の授業
最後はみんなからラブレターもらって、ずっと教えて欲しいって嬉しい言葉。
You Tube やってるから 登録して!って笑いをとって別れました。
本当はずっとこの学生たちとも関わっていたい。
講義の途中、教授たちと話し合いを持った時に
大庭先生忙しいのに、大学の授業なんてお金にもならないでしょうって
うーん お金のためだったら 10年以上やってないです 笑
やっぱり色々な人に会って教えているのが楽しい!
教えるからこそ、新しいアイデア出てくる!
教えてるからこそ、生徒さんと交われるから 発音も文法も教え方が成長する
子育てと同じかな
子供は育てているんじゃなくて 子供と関わっていることで 親が成長しているんだと思う
だからずっとおばあちゃんになっても、どんなに忙しくなっても教えることをやめるってことはないと思う
ということで 鹿児島の翌日は天神でフルレッスン
翌々日は東京でフルレッスン
やっぱり レッスン大好きです!