2000年2月 陣痛がおさまるたった1分でも仮眠をし(結構熟睡できた1分)、入院して2日目にやっと娘は生まれてきた。
3100gの元気な女の子だ。
出産して1週間(入院1週間はベットの上でテキスト作りに専念できた。)後、退院の日。
福島、福岡から祖父母が上京してきて、一緒に退院。
タクシーで帰宅したのだが、途中で私は下車し職場に向かった。
1週間も出社していなくて、気になることが沢山あったのだ。
もちろん生まれたての子供は、祖父母と自宅へ直行。30分後祖母から電話がある。
「泣き止まないんだけど、ミルクはどうやって作るの?」
「えー分からない・・・お母さん知らないの?」30年も前のこと覚えているはずがないのだが、母は子供を育ているのだから大丈夫だろうと思っていたのが間違い。自宅では大騒ぎしてミルクを作っていたようだ。
そんなことも知らずに私は2、3時間働いて自宅に戻った。退院して翌日から、生まれたての子供は祖母に預け、少しずつ職場へ足を運んだ。
そして1週間後、祖母も仕事があるので福岡に戻ってしまった。