私は香奈と会話をするとき、香奈の目を見てるかな?見てないぞ!
香奈が話しかけるときに、耳は反応しているのですが、料理作ったり、掃除したり、手を休めることはないのです。
そんな私の背中をみて、香奈は話しかけていることが多いのです。
もしかしたら、耳も反応してないかも・・・。「なぜ、どうして、どうして」と質問ばかりしてくると、「もうーうるさいな 忙しいんだから!」と冷たい私。
香奈の話しを聞いてあげているのではなく、自分の聞きたいことを聞いているんです。
今日は香奈の目をみて、香奈の視線になって会話をしてみようと、反省しました。
香奈はRくんにどうしてお菓子は食べないほうがいいのか、駄目なものはだめ、ではなく、駄目な理由を伝えていました。
いけないこととわかっているのですが、親である私は、電車の中や病院など公共の場で騒がれると、「人に迷惑がかかる、」「人から悪く思われる、」ということばかりが気になって、お菓子を与えて機嫌をとってしまいます。
一度お菓子をあげてしまうと、子供は騒げばもらえるぞ!と知恵がつくからすごいです。
その日はお菓子をあげて機嫌をとるのでなく、
「ごめんね 今おなかすいてるんだよね。香奈ちゃんもおなかすいたな。でも今 お菓子食べたらおいしいご飯が食べれなくなるから、がまんしようね」とママぶって説明する香奈でした。
ダメな理由を説明している香奈をみてちょっと前の出来事を思い出しました。
保育園に迎えにいったある日の会話です。
「今日Rちゃんの家に泊まっていい?」
「だめよ」
「どうして?」
「だめだから、だめなの、お泊りの準備してないでしょう。」
「Rちゃんに借りればいいじゃん。」
「だめ!」
「嫌だ、いく!」
「だめっていってるでしょう!だめだからだめなの」、とだんだん苛立つ私。
「いい加減にしなさい。そんなにいうこと聞けないなら、Rちゃん家の子になりなさい。」さらに怒る私。
そして、香奈は、「うん、なる。」といって Rちゃんについていったのです。
それをみて、私はもっとカッーとなって「香奈!いい加減にしなさい」と大声でどなりました。
今思うと、ちゃんと目をみて、理由を話してあげればわかったのかも。