私が子供のころ、「忘れ物ない?大丈夫?もう自分でできるでしょう?」と母親の口癖でした。そして忘れものをすると、「ほら、いったでしょう!」と怒られていました。本当は、「忘れて、しまった!」と思っているのは私自身なのですが、親から先に指摘されると「お母さんが、やってくれなかったからでしょう!」と人のせいにしていました。
学校に遅刻しそうになると、「お母さんが起こしてくれなかったからでしょう ぶー」と何でも「人のせい」「母親のせい」にしていました。
アメリカに留学していた時の私は?「英語がぺらぺら話せないのは、日本教育のせいだ」「学校が楽しくないのは、先生のせいだ」。
働きだしてからは、「仕事がうまくいかないのは、無能な上司のせいだ」、「イライラするのは、ぎゃーぎゃーうるさい子供のせいだ」と。
「○○のせい」というのは言い訳で簡単な解決方法なのですが、楽しくはないし、前向きな思考ではないですよね。
「○○のせい」と言っているときの、自分の顔を鏡でみてびっくり。「すごい怖い顔、みにくい顔」いやーな気持ちだらけだったので、表情にでていたのです。それから反省。
「○○のせい」はやめよう。
悪いところ、できないところをみるのでなく、ちょっとでもできたところを褒めたり、次は頑張ろうと思うように努めました。
私もまだ成長過程ですが、「○○のせい」と言わない子供に香奈が育つように、まずは「忘れ物」をテーマに学び中です。
「忘れ物があっても人のせいにしない、次回は、忘れ物しないように頑張ろう」という気持ちが持てるようになるといいです。
私は、「忘れ物をしたとき、責めないように、できないことをただ責めてるだけにはならないように」心がけ中です。
ママも香奈も成長中なのです。