字が読めなくてわからないときは、「ママ、これ何って読むの?」(香奈)「トイレにいって見といで」(ママ) やっぱりずぼらな私は、丁寧に教えてあげることはありませんでした。
でも香奈は嬉しそうにトイレへ駆けていきます。字を読みたいという興味と、ポスターを買ったことの相乗効果で、「トイレに行って、ポスターを見る」という行動が楽しいようです。
なんとなく字を読めるようになってきたころでした。テプラーで、自分の名前「かな」とシールを作ることに、はまっていました。
そこで、ある休みの日、1 日かけて自分のタンスのどこに何がはいっているか、自分で決めて、引き出しに、大きくシールをはりつけました。
「ばじやま」「があぜ」「すかうと」とぺたぺた貼り付けていました。最後には私たちのたんすや台所にもペタペタ。家中テプラーだらけになってしまいました。