フルタイム ママの葛藤

(73) 傷つくことで他人の気持ちもわかる

「ママ、パパの手伝いをしてくれるから助かる」という言葉も、子供にはよかったのだと思うのですが、さらに、私がしっかりしていないところを見て、香奈がしっかりしなきゃ(勘違い!)と思ったようです。「ママ、ちゃんと冷蔵庫締めた?」と今朝も注意されました。

「ママ、電気消してよ。」と部屋中の電気も消して回ります。「トイレのドアも閉めて」と怒ります。

今では、どっちが親なのだか、わからない状態です・・・。

 5歳になった香奈は、口から生まれてきたの?と言われるぐらい、口が達者になりました。

性格は、一言、激しいです。

2,3歳の頃は、スカートをはいていても、「坊や、よくママのお手伝いするね」と、男の子に間違われるぐらい活発でした。

このぐらいの年齢は、友達との付き合いもよくわからないので、言葉よりも体のぶつかりあいで、喧嘩がしょっちゅうでした。

長女が2、3歳の頃は傷、あざは絶えませんでした。

 保育園に迎えに行くたびに、先生から「すみません、今日はお友達から、ひっかかられて頬に傷ができました。」

翌日は「すみません、今度は叩かれて目の横が傷つきました。」

そしてその翌日「すみません、今日はかみつかれて 歯形がつきました。」

喧嘩の相手は男の子のようで、口から生まれてきたの?と言われるぐらい、口が達者なのが災いしたのでしょう。

ちなみに我が子は女の子です。

性格は私に似て激しいです。

毎日のように喧嘩するので、パパの一言目は、いつも「香奈、今日はケンカしなかった?」と聞くことでした。

2,3歳の頃は友達と上手に付き合うことなんて、できないんだと思います。

でもそうやってぶつかりあい、傷つくことで他人の気持ちもわかるようになってくるのかな、とほったらかしでした。

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まゆみ
まゆみ
ハミング発音スクール代表の佐久間まゆみです。