玄関先で、香奈に「香奈ちゃん ありがとう手伝ってくれて。香奈ちゃんが自分のことは自分で準備して、たっくんの面倒もみてくれたから、ママとっても助かった。ありがとうね。」と伝えました。
はじめは大変不安なお手伝いでした。私がやったほうが早いとも思うお手伝いでした。
でも、香奈はママやパパの役に立ったんだ、人の役に立ったんだと、喜びを感じ、満面の笑顔でした。
4歳になったばかりの香奈にすべてを任せて見守った朝から、香奈はお手伝いすることに喜びを感じるようになりました。
それまでの私は、思ってもないのに口癖のように、「おりこうね、よくできたね。」「いい子ね」とほめていました。
例えば、食事の片付けを手伝ったら、「おりこうね、かなちゃん」とほめていました。
・ ・しかし、ある日、ある話を伺ってから、「おりこうね」って本当にいいのかな?と思うようになりました。