フルタイム ワーママの葛藤

(21)私の父の育児

私の両親は、とても古風だ。父親は台所に立ったところは見たことがない。
父親の「おい」の一言で母親が文句一ついわず動く。

何も言われずとも、ビールを出したり、お茶を出したり。
母親は座っていることがない。

皆の食事が終るころになってやっと席につくが、すぐにまた、掃除をはじめる。

そういう家庭で育った私は、男の人は「でーんと座って、何もしない。」
「女性は、旦那様に仕えるもの。」そう思っていた。

当然、母親も私に女性はそうあるべきだと求めていた。

しかし、実際は、母親のようにはなれなかった。

(妹は母親のような女性になって、旦那様に仕えているようだ)。

私は中学生の頃から、外見だけ古風な女性に見られていた。

何でも出来て、家庭的な女の子と見られていた。現に、学校では、せっせと掃除をしたり、女らしいふりをしていた
(母は外面だけはいいと言っていた。父親似だと思う)。

ふりをしながらも、家庭を持ったら、母のようにならなくては。

家庭的な女性にならなければ。そうずっと思ってきた。・・・はずだった。

ABOUT ME
まゆみ
ハミング発音スクール代表の大庭まゆみです。