2000年8月、職場では、スタッフが一致団結して仕事に取り組むようになっていた。
自宅では、娘との戦いが連日続いていた。娘は相変わらずミルクは飲まないし、無理矢理飲ませても吐く。
当然、お腹がすいているので夜は起きる。
普通の赤ちゃんのように寝てばかりいない娘。
腕の中で寝ているか、大泣きしているかのどちらかな娘。
大ざっぱな私が、そんな手のかかる子供をちゃんと育てているのかと、両親は心配して1週間ほど様子を見に来た。
そして、話(入院の話など)には聞いていたが、こんな子供みたことない!と驚いていた。
何に驚いたかと言うと、まず「あーぐっすり寝たな」と思ってベットに置くと、泣く。
仕方がないから、抱っこをしたまま1日を過ごす(仕事中は、主人と交代で抱っこ)。
抱き癖がつくからというが、そんな理由ではないと思う。
お腹がすいているから熟睡できないのだろう言う祖父。
「この子の反応は異常だ。寝ているかと思えば、階上の音に反応して目をさます。自分のオナラに反応して目をさます。コップをおいた音に反応して目をさまし、また泣き出す。こんな手のかかる赤子はみたことがない。」