もう一人の男性のI先生は、さすがに「何を言っているかわかりません」、というのは可愛そうだと思ったのか、スピーチのテーマ「朝鮮について」、自分なりの意見を述べてくれました。
つまり私が5分ほど話した英語、発音は、誰にも理解してもらえなかったのでしょう。
通訳になりたいと夢みて通った通訳学校。
3 回目の授業にして、挫折。
やっぱり英語の才能ないや・・・とあきらめようかな、学校いくの辞めようかな、と落ち込んだのは1日。
けなされて落ち込む性格でない私。
逆に「あなたの発音なんとかならないの」とこわーい顔して、冷たくいったT先生をいつか見返してやる、あの先生の教え方、生徒への思いやりの無さ!少しでも発音上手になって驚かしてやる、という強い思いがふつふつと沸いてきたのでした。
アメリカの大学に通いながら、「ただ、英語が話せるだけじゃなー、恐れ多いんだけど通訳の学校に通ってみよう」 と思いたち、ロスの通訳学校。
レベルテストは、逐次通訳。
ほとんど訳せません。
初めての通訳に挑戦し、頭真っ白、日本語も英語もほとんどでてきませんでした。
結果は、もちろん一番下のレベル、準備科コースです。
まあ、そんなもんだろうと納得し、少し緊張気味で初めての授業へ。15人近くの新入生。
「わ、皆英語できそう・・・こわ・・」と思いながら、先生からできるだけ離れたところの席を選った初日。
もうこの日から、英語嫌いマキシマム。