ハミング発音スクール 誕生秘話

21. 私の卒業後の将来は?… 22歳

1994年、23歳、何が一番やりたいのか、私には何ができるのか?という質問に、迷うことなく答えはひとつ。

何がなんでもこの発音の素晴らしさを一人でも多くの人に伝えていきたい。

特に、発音に苦労している人、今から英語をと思っている人、留学を目指している人、自信をつけたい人、真似の苦手な人のために。

大人になってからでもちっとも遅くない。

思い続ければ、絶対叶う!

それを日本で伝えたい、そう思った。

けれど、現実はそんなに甘くない。

「やりたい、やりたい」だけの状態

「どうやって」日本でやっていくの?  

ハミングバードの社長様は、誰か日本で開校してくれる人探しているが、相変わらずなかなか決まらないらしい。

誰もやらなくても何が何でも日本でやりたい、という気持ちはどんどん募った。

ロスのハミングバードに通った約4、5年の間に、とにかく学べるものはすべて学ぼうとした。

このハミングバード教材のモデルでもあり、口の形を考え出したと思われるLunaが側にいたので、聞けることはすべて彼女から聞いて学んでいった。

なぜ、英語の発音、ネイティブからじゃなくて、日本人が先生? 間違ってない?

Lunaの口の形、動きは、ハミングバードが推奨する8つの口、そのもの。

しかし、やはりLunaはネイティブ。

生まれたときから発する個々の音を、どうやって出すのかを伝えるのは困難なのだ。

彼女の口を見ながら、音を真似しながら、ひたすらひとつの音を練習し結局出ないときもあった。

私たち日本人が、彼等に「『こんにちは』はこういうふうに発音するのよと」、教えるのためにはやはり真似をしてもらう以外にないのと同じだということを悟った。

しかし、私はあきらめなかった。

レッスンを受け持った後は、必ずLunaに質問。発音の教え方を聞いた。

で、自分の発音は、、、うまくはならなかった。知識は得たけど、やっぱりカタカナ英語。

発音下手なのに、「ハミングバード」の宣伝(営業)もやってみた。

ある時は、本屋で、ある時は美容院で、ある時は旅行者相手に。

初めての営業に何度も失敗しながら、相手の気持ちをつかむコツをつかんでいった。

学んだのは、話しの上手、下手ではないということ。

自分が「いい!」と思っていれば相手にも伝わるんだということ。

私がいいと思っているのものを売るのでなく、「知って欲しい」という気持ちで接している時は上手くいったのだった。 

ABOUT ME
まゆみ
ハミング発音スクール代表の大庭まゆみです。