88.厳しいトレーニング

発音の上手な人をつかまえて「はい、明日から先生ね」と、その後勝手にレッスンを受け持ってもらい自由にさせていれば、会社としては楽なことはない。

本人も楽しいと思うので長く続くだろう。でも、それだけはやりたくない。

ハミング発音スクールで挫折した過去の先生、先生になれなかった過去の研修生も、もしかしたら他の学校でレッスンを担当すれば、文句なくいいレッスンが出来たのかもしれない。

しかし、ハミング発音スクールでは、生徒さんが求める質も高くなったこともあり、講師に対しての要求も厳しいものだと思う。

実際に担当したレッスンを講師同士でチェックして、「ここは良い。あそこはもっとこうした方がいい。」と意見を交わし、研修することに苦痛を感じた講師もいた。

注意されたり、指摘されたりすることが多い研修は、プライドを捨てないと辛いことかもしれない。

いいことばかりではない、自分の発音は上手になったのに、どうしてそんな細かいことまで指導されなければならないの?と思うのは無理もないと思う。

しかも私みたいな30代の女が、チーフトレーナーとして意見しているのだから。

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