82.フランチャイズ契約について

目と鼻の先に日本総代理店ができて、しばらく経ったころだろうか。フランチャイズの契約書類がメールで届いた。
ちょうどその頃、私たちは「フランチャイズとは」といものを勉強中だった。フランチャイズの親分は何をしてくれて、その子分はどうあるべきのか、といったことを調べたり、専門の人に相談したりしていた。

そのメールの契約書の内容で、私たちの歩むべき道が決まる。
不安と期待いっぱいで目を通した。

しかし、あまりにも一方的な内容で納得しないところが多い。

制限ばかりで、親として何を行ってくれるかの提示はどこにも書かれていなく、ひときわ目立つのが、目の飛び出るような高額のロイヤリティー料の支払いについての約束事ばかり。

(正直、どこの企業もそんな高いロイヤリティを払うことが必要なら、経営は成り立たないだろう。)

そこで、こちらからの返事として「日本総代理店の経営状態の提示」そして「フランチャイズ計画と現在の進行状況の提示」、「具体的な教授方法、先生の育成方法の提示」を求め、その他知っておかなければならないことを要求した。

これは世間では至極当然のこと。

高いロイヤリティを払いながら、先の見えない事業に参加することなんて出来ない。

また親分として何をしてくれるのか分からないままフランチャイズに参画する企業はないだろう。

当校と、同じようにハミングバードの発音矯正スクールを開講した大阪の某大手企業もそうだ。

当初は、学校のカリキュラムの一環だったが、今は私たちと同じように個人を相手に学校を開いている。

同じように考え、親として何をしてくださるのですか?フォローは?という回答を待ち続けていたが、返事がないので、今は、テラ発音メソッドとして独自で行っている。

(大阪には先生として育った子、孫、曾孫がいるので、時間が許せば大阪に訪問したく思っている。以前は、何度か大阪の先生がこちらにきて、合同研修をしたり、当校のスタッフを引き連れ、大阪でお互いレッスンをして、研修を重ねたりしていた。

今は、おそらく大阪の企業と日本総代理店との関係も宙ぶらりんなので、研修を行いたくても、できない状態だ。)

私たちと言えば、やぱっり提示した質問に、明確な回答をもらえないまま時が過ぎていった。

その後、当スクールは日本総代理店とフランチャイズ契約を交わさないまま交渉が自然に途絶えてしまった。

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