62.悪夢の3日間・3日目その後、独立の道は?

怒涛のような3日が過ぎたが、その後ものんびりはしていられない。今後の歩むべき道について議論を重ねた。
1996年に日本で始めてハミングバードを開講した時(以前お話したように、実際はもっと前にハミングバードが日本に上陸し、1年間ほどレッスンを行っていた方がいたのだが。)、ロサンゼルスの学校の流れで、ロスで作られた2時間ほどのビデオテープ7巻とテキストをセットで教材として使用していた。

卸売り価格で250ドル。当時、4万円近かった。

さらにアメリカから輸入のため、関税や送料などもかなり加算されていた。

仕入れ時、1000セットまとめてならば安くしてもらえるとの話だったが、それは無理だった。

それでもしばらくは、ビデオとテキストをセットで輸入していたが、やはり値段がネックで、途中からテキストのみに切り替えた。

・・がしかし、テキストだけでも1冊20ドル。決して安くはなかった。

しかし、このテキストがなければ学校をやっていけない。

そして、今後このテキストを販売してくれなくなれば、やって行けなくなるという不安が沸き起こった。

さらには、ハミングバードで扱っている8つの口、舌の位置はアメリカ特許(具体的には、また次の機会で)をとっている。

アメリカ特許とは、日本でビジネスを行う上どれほどの影響力があるのか?考えれば考えるほど、独立は無理・・・。

やっぱり続けたいならば、吸収されるしかないのか・・・。

言われた通りにやっていくしか方法がないのか・・・。

もっと現場の声を聞いてもらえ、改良していく事業にも携われるのなら話しは別なのだが。

議論を重ねながら、四面楚歌のような状態にどんどん落ち込んでいった。

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