53. 悪夢の3日間・1日目つづきのつづき・長い夜…

父と主人と3人で今後のことについての話し合い。お腹の赤ちゃんの様子がよろしくないので自宅安静でといわれたその日の夜は、朝まで泣き通しになった。父はハミング発音スクール存続に反対した。

理由はたくさんあった。

フランチャイズに入るということは、今まで私がやっていことを捨てなければいけない。

私がハミングに携わって7、8年の間、作りあげたこと、新しいカリキュラムや新しい教え方、ノウハウ、講師育成方法、などなど全てを捨てて、フランチャイズの親に従わなければいけなくなってしまう。

さらには、いろいろな改良点、問題点を提案しても取り入れてくれるとは限らない。

これまで、ハミングは講師陣同士の間でいろんなことを積み上げてきた。

そして喜びをみいだしていた。

それが、上から言われてその通りにする。

歯車のひとつになるのだ。

確かに楽になることもあるだろうが、今までの頑張りが無になってしまうのは嫌だった。

さらに、生徒さんにとって、古いレッスン方法に戻ることは不利益、迷惑そのものだった。

父には、そこまでして続けることができるのか?と問われた。

やるからには、私ひとりではやれない。夫婦の協力なくしてやってはいけない。

父は、主人に「本当にやっていけるのか?」という結納以来の雷が落ちた。

「どうしていくつもりなのか?どうなるのか?」を話し続けて朝になり、そのまま学校へ出かけた。

自宅安静どころか一睡もできなかった長い夜だった。

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