14. 口の形はできているのに、どうして「英語の音」が出ないの?

 少しずつましな発音に進歩していた私の発音ではあるが、相変わらずカメの歩み。
ある日、隣りで教えている日本人講師が、どうしてあんなに英語がきれいなのか考えてみた。
彼女のレッスンを見学してみると、ビデオに合わせて発声させ、口の形を注意するぐらいのありきたりのレッスン。
勘がよく、音感のよい生徒さんは、教えている彼女と同じようにすぐ上達する。が中には、私と同じように、苦労している生徒さんも彼女のクラスの中には大勢いた。

そこで、彼女の経歴を聞いてみた。なんと以前はミュージカルで活躍していた人でした。

歌も得意、発声も得意な彼女。

日本語自体がお腹に響くような低い声。

なるほど、同じ口の形を作っていても「音」そのものが違うはず。

声の出し方が私とは全く違うのだ。

じゃあどうすればいいの?腹式呼吸かしら?本を読みあさり、試行錯誤がはじまる。

こうして、落ちこぼれ先生の発音習得研究がはじまったのでした。 

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