111.コロ日記:ボイストレーナーデビュー

そしていよいよ先生デビューの日がやってきました。

担当した生徒さんは忘れもしない20代の男性でした。
そして、なんとか1コース12回のレッスンを担当し、レッスン最後の日を迎えました。

嬉しいことにその生徒さんは継続の手続きをして2コース目以降も受講してくれたのでした。

この時、この嬉しい気持ちを忘れずに、生徒さんに「もっと頑張ってみよう」と思ってもらえるレッスンをしていきたい、と改めて気を引き締めたデビューとなったのでした。

その後、レッスンを受け持つのが慣れてきたころ、1コース全てを担当し、リピートしてくれていたまた別の生徒さんが、ある日「『ネイティブの友達に、どこで発音を勉強したの?』と誉められたんです。私もっとうまくなるかな。」と、生徒さんが嬉しそうに話してくれたのです。

それを聞いた私、なんとちょっと涙がにじんできてしまったのです。

あ!まずい!と思い、「そうですか、よかったですね、じゃあこれからも頑張りましょうね。」

と言いながら、ビデオをセットしながらその生徒さんに背を向け、にじんだ涙をおさえたのを覚えています。

こんなにも生徒さんの経験が自分のことのように嬉しく感じられるようになるとは自分でも驚きでした。

ハミング発音スクールで、「これができるようになりました。」「自信がつきました。」「誉められました。

という生徒さんの言葉に弱いのは、きっと私だけではないでしょう。

SNSでもご購読できます。