110.コロ日記:トレーニング秘話:モニターレッスン

しかし、トレーナー同士のトレーニングは序の口で、実際のモニターの生徒さんを使ったレッスンなどは、もっと過酷でした。

レッスンは全てビデオ録画され、それをもとにまた厳しい意見が飛び交います。
ある程度口や舌の動きが滑らかで、気心が知れたトレーナー同士のデモレッスンとは違い、モニターの方の口や舌の柔らかさ、弱点、そして性格は十人十色。

その人に合った、適切な指導と対処をしていかなければいけません。

その細部に渡るまでのトレーニングが、レッスンを録画したビデオをもとに行われるのです。

私が一番多く注意されたのは「説明しすぎ」ということでした。

生徒さんは、発音講義を聞きに来ているわけではないのだから、実際に口と舌を動かしながらポイントを絞って説明しなさいと口をすっぱく言われたものでした。

こんな調子で、他にも色々なパターンのトレーニングが用意されており、トレーナーの卵の中には「なんでここまでやらなきゃいけないの?」と棄権する人もいました。

幸い、私の同期は打たれ強く(?)、遠慮なく意見交換したり、遅くまで残って一緒に勉強したり、と切磋琢磨しながら供にトレーニング期間を耐えることができたのでした。

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